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タワレコで
Lantern Parade「とぎすまそう」
を購入。
これがたぶん今年最後に買う新譜。
Radioheadの「In Rainbows」も買うけど、あれはまぁ既にダウンロードしてるから除外。
ジャズ、ソウル、ボサノヴァ、ヒップホップなどの膨大なサンプリングからなる洒脱なトラックに、ポエトリーリーディングとラップと鼻歌の中間といった趣のボーカルが残酷で滑稽で生々しいリリックを吐き出すLantern Paradeの新作「とぎすまそう」は「架空のミックスCD」というコンセプトで作られた全20曲、全曲無題のアルバム。
音数が少なくソリッドで、ヒップホップ色の強かった前作「絶賛舌戦中」に比べ、音は凛としながらも柔らかいものに変わり、ハウス色が強いものに仕上がっている。
これまで「言いたいこと言ったらそれでおしまい」と言わんばかりの曲が多かったけれど、今回は言葉のリフレインが多用されていて、それがとても印象的。
「過激な歌なんてないはずだ
水商売チックなもの
陳腐でチンケなパンクもどき
自分に酔えるものが売れる
ずっと続くと思われる法則」
・・・タイトルつけて欲しかったなぁ。
今年出た作品では五指に入る佳作。
そしてブックオフで
Jane’s Addiction「Nothing's Shoking」
を購入。
国内盤なのに500円だったから買ってしまった。
メタルで、ファンクで、ゴージャスでオーガニック。
“Sex is Violence”と絶叫する「Ted, Just Admit It...」、アコースティックなサウンドの上で鉄琴?が踊る「Jane Says」、最後の大暴れ「Pigs in Zen」がお気に入り。
「The Musicのロブの声がペリー・ファレルに似てる」っていうのは前から聞いてたけど、こうして聞くと納得だわ。
ブックレットでU2の「Joshua Tree」のジャケぱくってて笑えた。