2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年のベストなアルバム五枚はcero『Obscure Ride』 Tyler,The Creator『Cherry Bomb』 Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』 The Internet『Ego Death』 藤井隆『COFFEE BAR COWBOY』

2015年のベストな映画五本は『寄生獣』 『岸辺の旅』 『プリデスティネーション』 『ヴィジット』 『ワイルドスピード スカイ・ミッション』あと『PSYCHO-PASS』で。

2015年アニメアウォーズ

おちゃつさんの企画に今年も参加させていただくことにしました。毎度お誘いいただきありがとうございます。概要は上のリンクをご覧ください。 ・最優秀作品 『放課後のプレアデス』Youtube版から数年、その後の展開があるのか、無いのか、よく分からないまま…

『コードネームU.N.K.L.E.』と『007 スペクター』と『ガールズ&パンツァー』と『スターウォーズ フォースの覚醒』を観てたんだけど、感想を書くタイミングを見事に逸してしまったな……。

『ガールズ&パンツァー』について。下手から上手へ移動する時、いつもみほの手を引いていたまほ。それが逆転する最終決戦の二人の眼差しの美しさ。だがやはり主役は戦車。アニメだからできる「どう考えても戦車はそうは動けないだろう!」というファンキー…

『007 スペクター』について。なんか権利問題で使えなかったらしいスペクターを復活させてのシリーズ最新作なんだけど、そのスペクター及びその首領たるブロムフェルドを強大に見せようとして「あれの影にも、これの影にもスペクターがいたんだよ。ね、凄い…

『コードネームU.N.K.L.E.』について。米ソの優秀なスパイ二人が核兵器技術を巡る陰謀に挑むスパイアクション。ストーリーは終盤若干ツイストするのを除けばシンプルなものの、ガイ・リッチー監督作品らしいユーモアというかシュールなコントや、細かくフラ…

2016年になってしまったけど、書くことにした。

Hitnrun Phase Oneアーティスト: Prince出版社/メーカー: Npg発売日: 2015/09/14メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るSIGN 'O' THE TIMESアーティスト: PRINCE出版社/メーカー: PAISL発売日: 2004/06/01メディア: CD クリック: 9回この商品を含む…

『ハーモニー』を観た。他ならぬ伊藤計劃が「今、『未来』を映像として描くのは極めて難しい」と言及していた壁に思いっきり正面衝突しているかのようなビジュアルのオンパレードで大変居心地がわるかった。終盤のあの二人の再会のシーンが思いっきり黒沢清…

『グラスホッパー』を観た。同じ瀧本監督・生田主演コンビの前作『脳男』よりかはマイルドなものの、ハードなアクションと濃いキャラのドラマががっぷり四つに絡まった良い映画でした。鯨と蝉と岩西という、ちょっと浮世離れした連中が浮つくことなく画面に…

『MOZU』を観た。何故わざわざ東たちをペナムまで呼ぶ必要があるのか、何故津城は今更になってダルマに怯えているのか(「その件はダルマを使って処理してください」は何だったんだ)、大杉はあいつやこいつが死んだのに何故一言もそれに対して言及しないの…

Eleganceアーティスト: THE NOVEMBERS出版社/メーカー: MERZ発売日: 2015/10/07メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るFOLLOW ME UPアーティスト: 坂本真綾,Rasmus Faber,岩里祐穂,坂本慎太郎,鈴木祥子,大貫妙子,渡辺善太郎,h-wonder,内澤崇仁,河野…

『ヴィジット』を観た。「物語によって破滅していく人もいれば、救われる人もいる」という、物語についての物語な映画でした。……しかしまあ、あの、何というか、怖すぎるよ!『悪魔のいけにえ』から四十年目の壮絶田舎気狂一家絵巻。しかしめちゃくちゃ怖い…

『ジョン・ウィック』を観た。キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィック本人もさることながら、サポートキャラが強力過ぎて、「つよくてニューゲーム」という言葉が脳裏をよぎってしまって、なんだか盛り上がりきれなかったよ。おまけに犬とのふれあいがもっ…

『岸辺の旅』を観た。深津絵里がめっちゃかわいいし、蒼井優がめっちゃ怖いし、いつものようにカーテンは揺れるし、光と影に確信が満ちていた。音楽や衣装やロケーションの相乗効果でかなりタイムレスな空間になってたんだけど、だからこそ蒼井優と対峙する…

『ファンタスティック・フォー』を観た。クローネンバーグを目指したという変態(蛹が蝶になる方の)描写はかなりの完成度だったし、転送装置を作り上げていく時のチームの熱気にもワクワクした。終盤の駆け足感に漏れ聞く制作環境の破綻が垣間見えるけど、…

『ドローン・オブ・ウォー』を観た。久しぶりに劇場で映画を観て、深い満足感を得た。アンドリュー・ニコルが得意とする虚構感の強いレイアウト(なんならイーサン・ホークの奥さん役の人もマネキンめいた美人だった)と、「現実味のない遠隔殺人に苛まれる…

『屍者の帝国』を観た。原作から大きくアレンジが加わり、ワトソンのフライデーに対する思慕が軸に。それ自体は二時間弱のサイズに話を収めるために仕方ないと思うけど、ビジュアルがなあ。『地獄の黙示録』リスペクトな前半から、エキゾチック・ジャパンな…

『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド』を観た。風呂敷を畳むために凄い勢いで容赦なく話の筋を整理し、登場人物を殺し、構図を単純にしていくので、その切り捨てられたところ(巨人による大虐殺とか)に魅力を感じていた人は面白くなかったんでしょうけど…

『カリフォルニア・ダウン』を観た。凄かった。地、海、空、乳、すべてが余すことなく揺るがしつくす二時間。ドウェイン・ジョンソンの揺るぎない存在感が無ければ、心が折れてたかもしれない。次々と崩れ落ち、大量殺戮兵器と化す高層ビル群もさることなが…

『キングスマン』を観た。もう既に何万人も言及してるだろうけど、イギリスで、非合法諜報活動で、コリン・ファースとマーク・ストロングが共演って『裏切りのサーカス』を思い出さずにいられるかっていう話だ。勿論テンション自体は全然違うわけですけども…

『ナイトクローラー』を観た。お天道様には顔向けできねえ、と言わんばかりに日中はサングラスをばっちり決めるジェイク・ギレンホールのサイコパスっぷりが味わい深かった。観ている間、ちょくちょく某居酒屋チェーンの代表の顔が脳裏をよぎっていた。きっ…

『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』を観た。めちゃくちゃ良かった。めちゃくちゃかっこいいし、めちゃくちゃ熱いし、剛は不憫だし、ゴーストもかなり不気味だった。タイムトラベルの要素もなかなかうまく捌けてたよ。アクションとしては中盤…

『ジュラシック・ワールド』を観た。楽しかった。銃火器がろくすっぽ役に立たないところが「人間はちっぽけな存在だ」という作中のセリフを裏付けてたね。予告編でもちょっと使われてたラプトル四匹とバイクに乗ったクリス・プラットが森を併走していくシー…

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を観た。兵士の忠義というテーマが軸になっていて、絶対イーサン至上主義のIMFvs忠義の先を見失ったシンジケートという構図。そして、その間でタフに綱渡りをするイルサが裏の主役。(イルサ役のレベッカ…

『進撃の巨人』を観た。下げたハードルをくぐっていった。

『奪還者』を観た。『マッドマックス』が荒野をのたうちまわる狂気なら、こっちは荒野にたちこめる虚無。形だけ残って、中身が崩れ落ちた世界。静かにぶっ壊れているガイ・ピアースもさることながら、翻弄し翻弄される木偶の坊を演じるロバート・パティンソ…

Ego Deathアーティスト: The Internet出版社/メーカー: Odd Future発売日: 2015/06/30メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見るAll Is Illusoryアーティスト: Velvet Teen出版社/メーカー: Topshelf Records発売日: 2015/06/30メディア: CDこの商品を…

『トゥモローランド』を観た。監督の前作『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』同様、魅力的なガジェットを魅力的に動かしてて、すごくワクワクしたし、フランクとアテナの「色々あったけど、まだ確かに残っている想い」みたいなアトモスフィ…