ジョン・ウィック』を観た。

キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィック本人もさることながら、サポートキャラが強力過ぎて、「つよくてニューゲーム」という言葉が脳裏をよぎってしまって、なんだか盛り上がりきれなかったよ。

おまけに犬とのふれあいがもっとあるのかと思いきや、ほんとに「犬を飼う」という実績を解除するための申し訳程度だったのでちょっと鼻白んだし、「プロには掟がある」ということをみんながしょっちゅう口にする割にみんなが平然と掟破りを繰り返すから正直白けたし。

ロシアン・マフィアがいっぱい出て、ロシア語をいっぱい話すので、英語字幕が出てくるんだけど、たまにそのフォントを大きくしたり、色を変えたりする演出がなんかちょっといなたくて、むず痒い。

あと他の登場人物があっさりとした造形なのに、ロシアン・マフィアのボスだけ妙に気合いを入れて、愛嬌たっぷりに描いてたの謎だ。

ジョンが確実に敵を殺すために頭を執拗に狙いにいくのは味わい深かった。

狙えるなら確実に狙うし、難しそうなら体に撃って動きを止めてから頭に、というメソッド。