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lostage presents shownen tour 2008@心斎橋クラブクアトロへ行ってきた。
甘くて、枯れてて、カラッと爽やかな音を出す、USインディの影響が濃いバンド。
フレーズ、メロディは「かっこいい」よりは「可笑しい」とか「可愛い」の方がしっくりくる感じ。
直進というよりは円を描いてるかのようなリズム。
似たような曲が多くて「う〜ん…」ってなったけど、最後に凶悪なのやってくれて満足。
でもベースの音ちょっとでかすぎ。
最後に至っては音の輪郭が壊滅状態やったし(まあそういうのが似合う曲やったけど)
音源持ってたら、もうちょい楽しめた、かも。
ロックンロールとファンクとソウルをぐわっと混ぜてタイトに鳴らすバンド。
マエノソノさん、右手にギプスしてたけど大丈夫なのか?
セットリストは
RIWO
1977
CHINA
Counter creation
KATANA
0zero
VOODOOバウアー
VOODOOの最後のあの語りの部分はどんどんガッチリしたもんになってくなぁ。
個人的にはCounter Creationが一番よかった。
大満足。
ほんとにライブが鉄板やな、このバンドは。
ギター二本の絡みがスリリングなDCハードコア発、Sonic Youth経由、奈良行きのオルタナバンド。
サウンドチェックしてそのまま引っ込まずに『DRAMA』と同じように「RED」「こどもたち」で始まったんだけれど、ギターの音が二本とも小さくて気分が萎える。
が、「INSIDE/OUSIDE」辺りから持ち直し、「MinDJive」「手紙」「海の果実」という怒涛の展開で本編終了。
個人的に「海の果実」はそこまでは好きな曲では無かったけど、こうしてライブで見たらスケール感がきっちり出てて、めちゃくちゃ良かった。
アンコールは今回のツアーで脱退するギターの清水さんと初めて作ったという「2:50」
そしてそれも終わり、客電も点き、ちらほらと帰る人も出てきたが、拍手は鳴り止まない。
そして遂に清水さんが出てきたものの「今日はほんともうこれだけなんで。良かったら今度の東京のを観に来てください(笑)ありがとうございました」みたいな感じでしめてまたはけようとしたら、他のメンバー出てきて一言。
「えっともう一曲やるみたいです」
そして急遽演奏されたのは「Televison City」
最後は五味兄がドラムセットによじ登ってベースかき鳴らして本当の本当に終了。
今回は珍しくMCがしっかりしてた。
五味兄もいつもより声出てたし、五味弟が喋ってるの初めて見たし、清水さんはすっとぼけたことばっか言うし。
「じゃあちょっと脱退ということで」
「あかんわ、そんなん(笑)!」
には笑ってしまった。
今までお疲れ様、そしてありがとうございました、清水さん。
全体としては、有望な新人が揃ったいいイベントであったと思う。
ファン層も近いし、たぶん見た人は三組とも楽しんで見れただろう。
値段もクアトロにしたら安目だったし。
でももうちょい音を良くしてほしいな、クアトロは・・・。