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- 作者: 高屋奈月
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/05/19
- メディア: コミック
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学校に千広が転入してきたことにより、サクヤは思わぬ形で再会を果たす。
が、二人の間はぎくしゃくして、なんとも気まずい。
そんなある日部活説明会で、二人に思わぬ事件が起こる。
片想いに悩むサクヤと、過去に苦しむ千広。
そんな二人がちょっとだけ近づき始めた巻。
説明会の時、千広がサクヤに重ねて見てた少女が、千広の性格の原因だろうか。
サクヤのおおらかさに、少し惹かれては、思い直したかのように距離を取ろうとする千広。
その構図にたまらなく甘酸っぱさを感じる。
そしてもう一つこの巻で注目すべきことは聖の心の屈折具合のひどさがちょっと顔を出し始めているとこかな。
一巻から腹黒キャラだったけど、担任である静との絡みで結構ドロッとしたものが。
家族との関係も微妙っぽいしな。
ほんとに高屋さんは「家族という関係性に欠落がある少女」っていうモチーフ使いたがるなぁ。