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本日の『Baby Princess』

今日は観月。

赤子というものは――
不思議なものじゃ。

いつでも――
何ものにも
惑わされることのない、
真っ白に輝く
オーラをもっておる。

スピリチュアル。

前におばあが言うておった。

赤さんにはいつだって、
特別な守りがついている。
だから赤さんのそばにおれば、

悪い気の近寄ることなく
守られておることができる、と。
だから、いざとなったら――
赤さんのそばにおるように言われた。

トゥルー祖母！

はじめて母親以外の親戚が出てきた！

そして「赤さん」と言い方はアレを思い出す。

人がみな、いつまでも
生まれたばかりに赤さんの
ままのようでいられたら――
どんなにか幸せなことじゃろう。

おぉう……。

でも、それって、極論だよなぁ。

それなりに汚れたり、歪んだりしないと手に入らないものもあるし。

寝顔をみていたら、
どうしたって眠くなる――。

そうか、わかったぞ。

兄じゃは赤子に似ておるのじゃ！
オーラの色は違うけれど――

そうであったか……

兄じゃを見ていたら、
どうしたって――

え、眠くなるの？

そういうわけで――
さくらのなぞなぞの答えは
もちろん「あさひ」じゃ！

見事当てられたなら、
きっとさくらがごほうびに
お手製の金メダルをくれるであろ。

なんかこう言われると、逆に正解じゃない気が……。