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久しぶりに福島2nd lineに行ってきた。
めっちゃ迷ったけどな……。
数年前に初めて行った時は迷わなかったのに。
結局最初のであってんじゃん、みたいな。
今回、一応名義はThe Mirrazのツアーで、ゲストとしてVOLA & The Oliental MachineとSTAnが参加している。
もっともThe MirrazはどうでもよくてSTAnが観たかったんだけれど。
トップバッターはまさかのVOLA。
入ってすぐにステージのセッティングで気付いた。
まあ、一応見るつもりだったからいいけど……。
さらに開演前に襲い掛かる腹痛。
まぁ、それはいいか。
久しぶりに見たけどニューウェーブっぽさ、それこそエコバニみたいな暗くて冷たいギターロック色は無くなってたね。
様々な機材と技術とアヒトのキャラを駆使した陽性のパーティーロック。
二曲目ぐらいから、偏差値５くらいの顔の群れが最前でモッシュ開始。
うわあ、たのしいなあ。
中畑のドラムはバッスンバッスン響くなあ。
やっぱこのバンドはベースがいいなあ。
VOLA終了が潮が引くように空いたスペースに滑り込む。
腹痛はいいが、腰が辛い。
だが堪える。
だって今日はSTAn見に来たんだもの。
転換中のSEはおそらくkyg作。
ミックスをいじられたツェッペリンやらストライプスやらエミネムやらブランキーやらが数十秒で目まぐるしくカットアップされていく、かなりカオスな代物。
kygのバックグラウンドが垣間見られて、なかなか興味深かった。
kygのＴシャツはツェッペリン。
そんなに好きか。
セッティング中も“Kahimir”弾いてたしな。
“S.T.An”から始まったが、Ｍちゃんのベースが超小さくて萎える。
三曲目の“ULTRA〜”から持ち直す。
kygは基本的に直立しながら揺れる感じで弾く。
右手が最小限の動きしかしてないが、左手が鬼のように動く。
歌いながらよく弾けるわ。
ヨッキュンのプレイはやはりツボった。
めっちゃしなやかに叩くなぁ。
Ｍちゃん、帽子つけてない。
そして久しぶりにあんなにチョッパーしてる人見た。
でもやっぱもうちょい音大きくして欲しかったな。
MC明け一発目は“Virginia〜”。
イントロのストロークに持っていかれるが、ソロがなあ、やっぱギター一本じゃあ、あれくらいかぁ。
悔しいのう。
でも“Virginia”の次の曲が異様に熱入っててよかった。
多分それまでで一番シンプルな曲だったけど、顔真っ赤にして歌うkygと全力でコーラスするヨッキュンにヤラレタ。
そしてラスト二曲。
水飲んでるＭちゃんに「おい、水なんか飲んでる場合じゃないぜ！」と言っておきながら、Ｍちゃんがベースソロやってる間に、自分も水を飲むkyg。
しかも２リットルペットボトル（笑）
重いだろ、それ。
メンバー暴れまくりのインストの次は新曲（って言ってたよね？）
ぐいぐい前に出る四つ打ちの曲。
途中で静かな部分を挟んできたり、歌メロとギターでユニゾンしたり凝った感じ。
かなりいい。
最後はkygがＭちゃんにギター背負わせておいて自分はなんかわめき立てて終了。
ステージ前まで来てお辞儀したヨッキュンはステキだった。
シンプルなバンドの良さっていうやつが合ったと思う。
ちゃんと過去の音楽を踏まえた上で、今に相応しい自分たちのグルーブを作ろうという気合いを感じた。
ただ周りはそんなに盛り上がってなかったけどな！
最後らへんマイク、ハウってたけどな！
俺は楽しかったやい。
