本日の『Baby Princess

今日は海晴姉さん

ひっさしぶりの〜
ばっつとうばんっ♪

――と、思ったけど。

う〜ん、残念!

そんな楽しそうに言うから、麗がまた拗ねるんですよ、姉さん。

でも、ま、これも
成長の証かな?

ちゃーんと、
「日記を書きたくない」以外の話題も
一応は書いてるしね。

罰当番の回避に対して成長したのか、
それとも――
性格的に成長したのかはわからないけれど。

両方じゃない?

二年あれば、そりゃあ、ね。

さっすがお兄ちゃん!

麗ちゃんの角をちょっとでも丸めるなんて――
姉妹の誰もできなかったことをよくぞ
やってくれたわ(はぁと)×3

だから、その腕を見込んで――
お願いがあるの(はぁと)

うわぁ、持ちあげておいてハメる気だぁ。

あのね、麗ちゃんがじゃんけんで
パーを出すのは正直予想が付いてたのよ。
バカがチョキを出すっていうのが
なぜか麗ちゃんの持論なのは――
少なくとも氷柱ちゃんより上の私達には
わかっていたことだから。

そのことが――さっき、
麗ちゃんにバレちゃって――

エヘ(はぁと)

エヘ、じゃないよ。

麗は自分の理論、ポリシーに忠実だからなぁ。

にしても姉が教えたわけではないのか。

春風ちゃんって気にしないから――そういうの。

春風さぁああん!

だから――麗ちゃんの1番の理解者である
「お兄ちゃん」にお願い!

あの子のご機嫌直してきて――

JIRAI SYORI!!