本日の『Baby Princess

今日は霙姉さん

子供の頃――

こんな疑問を覚えたことはないか?

命は――

一体どこからくるのか?

この私の命は、
一体どこから出現したのか?

無限に広がるこの宇宙の
たった1粒の塵に過ぎない
この体に――

どうして生命は宿るのか

生命とは一体何か?

人も生命なら、犬も生命。
ミジンコも生命なら――
木は?
花は?
実は?
種は?

絶え間なく変転するものが生であるならば、
風は? 雲は? そして、宇宙は――

私の目には何もかもが――
生命を宿しているように見える。

そして――

この地球にある何もかもは。
たとえ生命を宿していようともいなくとも。

また、等しく同時にはかない塵。

私自身の命ですら、
私の自由になることもなく、
私の命は厳密に言えば、
私自身のものですらない――

この命は――
どこから来たのか。

そして一体誰のものか?

やがて命は、
どこへ行こうとしているのか――

例によって死と生を巡る考察。

あるいは壮大な前フリ。

我が家に妹が増えるたびに思ってきた、
馴染みの疑問。

我が家で1番命の出所に近い存在に
聞いてみた。

あるいは彼女ならまだ覚えているかも知れない。

我が最後の妹、あさひよ――
オマエの命は一体どこから来たのか
覚えているか?

答えは――

「まんま!」

確かに。

生とは食――

……

また不思議の予感がする。

そして斜め横のオチ。

しかしここの「まんま!」はご飯のことなのか?

「ママ」つまりトゥルー母のことではないのか?

「生とは食」って、それはあなたのポリシーじゃないのか?

とか、まぁ、なんとなく今日もいつも通りです。