本日の『Baby Princess

今日は霙姉さん

冷たい麦茶が――

美味い季節に
なったな!

やはり食に関することにはテンションが高くなるな、この人は。

6月になって――
よく晴れた陽射しの中にも
多くの湿気を感じるこの季節。

なんといっても、
おいしいものは――

冷やした麦茶に、
つるつるじっとりの――

水ようかん(はぁと)

私は意外とあっさり
薄めの味が好きだが――

オマエはどうだ?

さすがの小豆好き。

あっさりしてる方が俺も好きです。

指先がうっかりちょっと
触れてしまうだけで
大変にベタベタになる
濃いようかんも美味いものだが――

それならば、ただのようかんを
食べればすむことではないか?

こだわり。

やはり、この季節ならではの
お楽しみと言ったら――

冷たくシャリつく
いくらでも食べられそうな
さっぱり薄味の水ようかんを
3切れぐらい一気に食べた後に――

ごくごくと飲む――あの麦茶!

豪快。

うむ。

やはり、ようかんの味の濃淡は――
どんな広大な宇宙よりも
大きな問題をはらんでいる!

宇宙は小豆色。

それにしても――

こんなに美味いようかんがあるのに
麗はふさぎ込んで部屋からでてこないな?

また――どうせ、あの3000系とかなんとか
いうヤツに会えなかったとかそんな話か?

いや、あの、それは。

麗がいらないなら――

これ。

食べてしまってもいいだろうか?

水ようかんは寿命が早いんだ。

これ、多分もう食べはじめてると思う。