4AD evening、行ってきた。

最初はAriel Pink's Haunted Graffiti。

60から80年代までのポップミュージックの残骸でできた賑やかな廃墟のような音楽。

そしてAriel Pinkの百面相ボーカル。

音源で聴くより、何倍も楽しかった。

daft punkの『Discovery』をバンドで演奏したらこんな感じになるのかしら。

次は個人的本命のDeerhunter。

良い、めちゃくちゃ良い。

アレンジもサウンドもそんなに凝ってるわけでも、幅が広いわけでもないんだけど、めちゃくちゃ良い。

ていうか、あのベースの人、ちょっと卑怯だよな。

平然とした顔して、小首をかしげながら、身体は超ノリノリという。

見てて、何度も吹いてしまった。

ブラッドフォードは"Nothing Ever Happend"の時何度も客席まで来てギター触らせてたのが印象的だった。

意外とアグレッシブというか陽気な感じだった。

しかし"Helicopter"はなんでライブだとちょっともたるんだろ。

やりづらいのだろうか?

でも素敵だったなぁ。

ブラッドフォードがa----って声出すだけで、ちょっともう気持ちいいよね。

なんで単独じゃないんだ……ていうか普通にトリだろ、この三組なら……。


で、最後のBlonde Red Headは観てません。

正確に言えば二曲目の冒頭まで観て、時間がアレだったので帰りました。

愛情の差というやつだ。


今はDeerhunter『Halcyon Digest』聴いてる。

今の気分なら去年のベストアルバムの10位以内に入れるなぁ。

選んでた時はちょっと地味かなってことで落としちゃったけど。