『STAR DRIVER 輝きのタクト』1巻感想

・タクトが海=彼岸からやってきたというのは非常に意味深。というか死んでたわけだし。

・「着いたんだ、僕の新しいステージに」、芝居、劇場めいた演出が多いこの作品の主人公の最初の台詞がこれというのは、すごいな。

・三角形に座る三人。完全に狙ってるな。

・やっぱり台詞がばしばし決まっていくな。

・奥行きを意識したアングルが多いなぁ。

・電気棺。棺というのもやはり死のイメージだよな。

・タウバーン、美しい。なんか装飾が多いようで、スマートにまとまってる感じ。

・しかしピンク色の校舎ってのはぶっ飛んでるなぁ。

・画面中央に残るキスの痕跡。ポップですよね。

・これ一番後ろにおとな銀行三人並んでる席順って、絶対、カナコさんの差配によるもんだろ。

・カナコがスガタについて言及する時に、ケイトを映すというのは非常に意味深でいいね。

・そういや窓をきっちり描くな、この作品。

・シンメトリーの安定性。

・経済・軍事・政治VS演劇

綺羅星十字団の紹介時に足なめから入るという、このフェチズム。

・なぜ一言喋るたび足を動かす、イブローニュ。

・「死を」じゃなくて「破滅を」というのがこの作品らしい。

・咲き誇る桜の隙間から見えるテツヤとベニオのキス。ピンクソーダ

・ヘッドによるベニオの想いの暴露。……してやんなよ。

・イブローニュというかケイトのこの男絡みの話題の時の潔癖さもまた思春期の一つの側面。

・タウ・銀河ビームのぐにゃっとするとこ、好き。

・テツヤが負けた後、ベニオが「仇を取ってあげる」というところはなんか筋が通ってていいな。

・ハレーションを起こしたようなもやがかった画面でカナコ登場。ちょっとした朝チュンみたいな。

・大量の化学の参考書を読むケイト。

・なぜバスローブなのですか、カナコさん。いつでも臨戦態勢。

イカ刺しサムの話の時、水槽を縦によぎる模型船。イメージの強化。

・この回のサイバディの影のつけかたはなんか『グレンラガン』っぽい。というかガイナックス?というかアメコミ?