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劇場版『鋼の錬金術師』の新作、通称『ミロ星』を観てきた。

ラルクが良かった。

ベースがほとんど潰れてたが、yukihiroらしい軽快にドライヴしていくビートと、近年は声を意図的にかすれさせたり、尖らせたりしていたhydeがまた甘く、ファンシーな声を出すようになったことに少し涙ぐんだ。

内容自体はそう、そんなに面白くは無かったかな……。

設定を説明するための台詞を単に説明のための台詞として喋らせるとすんごくダサいよね……。

あとこういう劇場版の作品にありがちな、その作品限りのロマンスを半端に入れると逆に苦々しく感じる……。

そして一番言いたいことは「な ぜ 顔 を 剥 い だ」

あの辺の真相はちょっと唖然としてしまった。

絵が、特にキャラクターのデザインがなんか世界名作劇場みたいな雰囲気でしたよね。

説教くさかったり、説話めいたところが強かったりするのとマッチしてたと思う。

でもアクションとかは……。

やっぱり言いたいことが前に出すぎて映像が負けてるってのはよくないなって思うんだよ……。