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『モールス』観てきた。
『ぼくのエリ 200歳の少女』のアメリカでのリメイク作。
映像、撮影が特に良かった。
色使い、映像の質感が非常に澄んでいながらも、味わい深い陰りもある。
雪の降る郊外という舞台、二十年前という時代背景、吸血鬼ものという各要素にばっちりはまる映像美。
アビーの「父親」とオーウェン、いじっめっ子の兄といじめっ子とオーウェン、というように連鎖、繰り返しの構図が因果の重さを演出しながらも、「それでも日は昇る」という趣のラスト・シーン。
しかし……クロエ・モレッツの顔はあんまり美人とも可愛いとも思えないな……吸血鬼モードになった時の顔はばっちりだったけど。
あのフリークスっぽさは『ブレイド2』を思い出した。