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『UN-GO』8話感想
・「こいつらちゃんと食っていけてんの?」というありがちな疑問を吹っ飛ばすような大盛況。あんだけ人気あれば食うには困るまいて。しかし新十郎はあんな過去持ってるわりに、他人とうまくやってるのね。
・「因果ちゃん」って、この人達、ひょっとして因果を女の子だと勘違いしてやいないか?いや、男の子だと分かっていて、わざと……。
・風守に謎の白い液体が!
・風守がセキュリティの「網」をばらばらになってくぐり抜けた後、振り返る感じで実体化する感じが、ひねりがあって良い。振り返って、また振り返ってという動きにグルーヴが宿っている。
・梨江のピンクジャージはやっぱり05年のサマソニでのイアン・ブラウンを彷彿とさせる。というか、あんなのおっさんが着るものじゃない……。
・角のところから覗き見てる因果のがに股&不敵な笑み。因果はなんというかどんなに変な動きをしても作品から浮き上がらないから、使いやすいキャラだよなぁ。
・梨江ちゃんが風守から手錠を受け取ろうとしゃがみこむ時の、裾をしゅっとする動きが女の人らしくて良い。
・速水ちゃん、何かオカルト方面の耐性強くなってない?すんなり別天王のこと受け入れてるし。
・「もう少しかな?」、この微妙な腹黒さが風守の魅力である。
・波紋!便利だな波紋!何かが起こった感じを簡単に出せる。
・「今は何が見えますか?」「真実だろ」……ヒューッ!
・新十郎が正気を取り戻してようやく「結城新十郎 探偵」のテロップが出るのが痺れるね。
・メイドの泉ちゃん、可愛いな。『ピングドラム』の連雀さんみたいだ。
・こら、新十郎!おでこにスタンガン食らわせるな!女の子おおでこに一生ものの痕が残ったらどう責任を……責任?まさか!
・アップになった時の新十郎の目の色が綺麗で、見惚れてしまった。
・新十郎たちの白昼夢が終わっても、女囚たちのそれは終わらない。そのまだらに混ざってる感じがサイケで良い。
・日常生活の延長としてのテロ。この辺はやっぱり9.11以降の感覚、いや正確に言えば9.11以降、はっきり見えるようになった感覚か。
・いい加減にしていただきたい!EDの最後に出るツインテールにした風守はいつ本編に出るんですか!!
・「彼は必ず真実を、御魂を私に捧げる」と言う時の大因果の顔がすごく美しい……良い……。
・え、何、この引き?何なの、この鬼のような引き!い、一週間これで我慢しろと言うのか!