クローネンバーグの『ラビッド』を観た。

想像してたのとはだいぶ味わいが違った。

むちゃくちゃ切ない。

吸血鬼ものでありゾンビものでもあり、繰り広げられるビジュアルはそうしたジャンル映画のそれでありながら、でも、主人公のローズの人となりの複雑さが豊かな陰影を生んでいる。