シン・ゴジラ』を観た。

ゴジラは良かった。

まさかの登場から、まさかの熱線、まさかの尻尾まで新しいゴジラの姿をたっぷり堪能できた。

だからまあ、うん、台詞を六割ほど刈り込めば好きになれたのかもしれない。

作り手の嗜好が全開ということは、それと噛み合わないと辛いんだよな……。

しかし役人たちのやり取りや段取りとか、「実際のところ」を反映させた演出をしても「リアル」に感じられないというのは興味深いところではある。