二日目

120days

バーブがかったキーボードやボーカルと打ち込みのビート+生ドラム(バスドラ除く)のクラウトロックなバンド。

ゆっくりと上昇していく壮大な構成もさることながらボーカルのナルシスト度が素晴らしい。

基本楽器類の演奏はすべて江頭2:50っぽくこなし、時々「俺、かっこいいだろ」的な視線を投げかける。

手拍子を催促するくせにテンポを急に変えるから、みんなついていけない。

そして徐々に上半身が裸に・・・。

無駄にいい体。

ウホッ。

冗談抜きによかったバンド。


・The Long Blondes

昔のポップスなロック。

あんま興味なし。

ボーカルの女の人に興奮する野郎どもがうざい。

あとドラムの人、終わったら普通に会場の周りをうろついてたよ。

2回も会った。


The Horrors

ゴスでガレージなバンド。

事前情報として「やっぱりヘタクソ、ああヘタクソ」と聞いてたけど、上手くない?

ドラムとかギターとか危うげなくガンガンやってたやん。

いい音だすなぁ〜ほんと、若いのに。

チープさが良い。

ガムテープで色んなものを自分に巻きつけた挙句、うっとうしそうにそれを引きちぎるボーカルのファリス。

可愛いなぁ、もう!!!

最前で死す。


・The Stranglers

パンク、というくくりやけど、全然パンクちゃうよね、この人ら。

ものっそいニューウェーブ

でもあんま興味なし。

二階で半分寝ながら見てた。


Interpol

ほんとに音と光が絶妙。

やっぱこの人たちは屋内だな。

曲の途中で急に止まるのが好きなのか?

でもやっぱりいいなぁ〜。

観終わったあと、うっとりしてたら階段で足をくじいた。

ちなみに、こっちも二階で鑑賞。


CSS

陽気でチープなバイレ・ファンキバンド(あってんの、この呼び方?)

Interpol全部見てから行ったので四曲だけ。

でもまぁ楽しかったけどね。

全身タイツの下に全身タイツというLove foxxxのファッションに驚愕。

左から二番目の白いストラト?弾いてた女の子はたぶん俺のタイプです。

たぶん。


LCD Soundsystem

ファンクとクラウト・ロックとテクノのごった煮。

とりあえず踊らずにはいられまい。

ジェームズ・マーフィーの歌声のソウルフルさに感激。

「We are LCD Soundsystem from NY!!!」というMCにぐっときた。


Klaxons

モダンなR&Bから流用したつんのめるドラムに野蛮でぶっといベース、無駄にきらめくシンセに多重コーラス。

残念なところ(ベースの怪我、ドラムの音の細さ)はあったけど、でもまあよしとしよう。

楽しかったもん。

今はまだ「バカ騒ぎできる音楽」というレベルでいいけど、もっとここからでっかくなって欲しかったり。

あ、あと以前「Klaxonsってギターの影が薄いよね」とか書いたけど反省しなくちゃいかんね。

めちゃくちゃ弾きまくってたもんなぁ・・・。



この日のベストアクトは・・・う〜ん・・・The Horrorsかな・・・。

LCDは隣の男がうざかったし、Klaxonsは本調子じゃないからね。

Interpolはちょっと寝てたし。