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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈4〉絆の支柱は欲望 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 文庫
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昨日買った入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望』を読了。
「ミステリーのようでミステリーではない」というこのシリーズの作風は分かってたけど、今回せっかく密室ものなんだから、もうちょいミステリーっぽくしてほしかった気もしないでもない。
アリバイとかも曖昧だし、証拠をはっきり明示しないしさ。
せっかく屋敷の見取り図まで用意してんのにさ。
・・・まぁいいけど、これはそんな風に楽しむもんじゃないから。
で、前作に引き続き、というか前作以上に伏見がラブ的な意味で目立ってて嬉しい。
p199以降はもはや独壇場。
「一緒にいて」云々の下りはあまりの甘さに三日三晩悶えた、うん。
あとは屋敷の住人である湯女(ゆな、と読む)ですか。
非常にいいですね。
「主人公と鏡写しの存在」というキャラ付けは個人的にすごくツボ。
白雪姫サービス、いいなぁ。
さぁ、次の巻では誰が死ぬのか。
でもこれ以上人減らしたら、物語が動かない気がすんだけどなぁ。
伏見が死んだら、泣くしかない。
あとマユがいなかったら、やっぱ病み分減るなぁ。
・・・十分満足できてるけどね。