昨日買った入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望』を読了。

「ミステリーのようでミステリーではない」というこのシリーズの作風は分かってたけど、今回せっかく密室ものなんだから、もうちょいミステリーっぽくしてほしかった気もしないでもない。

アリバイとかも曖昧だし、証拠をはっきり明示しないしさ。

せっかく屋敷の見取り図まで用意してんのにさ。

・・・まぁいいけど、これはそんな風に楽しむもんじゃないから。

で、前作に引き続き、というか前作以上に伏見がラブ的な意味で目立ってて嬉しい。

p199以降はもはや独壇場。

「一緒にいて」云々の下りはあまりの甘さに三日三晩悶えた、うん。

あとは屋敷の住人である湯女(ゆな、と読む)ですか。

非常にいいですね。

「主人公と鏡写しの存在」というキャラ付けは個人的にすごくツボ。

白雪姫サービス、いいなぁ。

さぁ、次の巻では誰が死ぬのか。

でもこれ以上人減らしたら、物語が動かない気がすんだけどなぁ。

伏見が死んだら、泣くしかない。

あとマユがいなかったら、やっぱ病み分減るなぁ。

・・・十分満足できてるけどね。