本日の『Baby Princess

今日は観月。

そして昨日の解決編。

でも、まずは……

霙姉じゃは――
くすんだ銀色のオーラをしている。
たまに――灰色になるちょっと淀んだ
不思議なオーラじゃ。

あぁそんな感じ。

甘いものを食べると――
紫色のオーラが出て、
なにやら楽しいことを――
考えつくようじゃ。
霙姉じゃのほっぺたがニヤリと笑って――
オーラが少し温かくなる。

そして、そんな時――
よく麗姉じゃを怒らせたりする。

いたずらっ子か!!

仮にも高校3年にもなって小学生を怒らせるとは。

あの時「電車絵画コンクール」のことを麗姉じゃに
教えたのは霙姉じゃだったのじゃ。

どこで仕入れたのか、その情報を。

で、昨日の人影は霙姉さんだったらしい。

で、麗に「この絵送って賞品もらったら?」とか言って怒られたらしい。

麗姉じゃのオーラは真っ青なラピスラズリーのような
深く澄んだキレイな色をしているけれど、
フチは薄い水色の氷のようになっている
とても冷たいオーラじゃ。
あの時は怒って――
まるでダイヤモンドのように輝いておったそうじゃが――

麗っぽいね。

あぁ、でも氷柱も同じようなイメージなんだけど、どうなんだろ。

あ、霙姉じゃはもちろん、名を騙ることを勧めたわけではないぞ?
だから――

コンクールの入賞者の名前はもちろん、
虹子と真璃姉じゃになっておる。

へぇ、そのまま出したのか。

っていうか空の城の絵出して入賞??

ちなみに麗の絵は

「参加賞」は――
麗姉じゃが前からほしがってた運転士の笛じゃ。

とってもキレイな音らしい。

よかったじゃん。

ていうか最初からコレ狙いだったのか?