本日の『Baby Princess

今日は観月

桜の花がほころびはじめたのう。
我が家の裏山に1本だけある桜の古木も――
だいぶん花が目立ち始めたようじゃ。

なんかいわくのありそうな。

春の宵闇に
うすくもも色に
浮かび上がるのは――
芳醇な春の空気に
浮かれて酒宴をはる、
小さなモノノケどもの
ふわふわと酔ったような
あり様だけじゃ。

なかなか――かわゆらしいものぞ(はぁと)

ファンタジック。

わらわのともをしてくれておるキュウビも――
この季節にはソワソワとして
そんな酒盛りに
参加したくなるらしいがの。

飲むとどうなるのだろう。

というか「御供」っていう扱いなのか。

わらわは夕べ。
みてしまったのじゃ。
裏山にある桜の木の下で――
なにやらうごめく
2つの重なった大きなモノノケの黒い影を――。

なんでそう妖しい描写を選ぶのか。

千本ノックの流れなんだろうけど、それにしても。