本日の『Baby Princess

今日は春風さん

この週末は、
町内のお祭りです。

お祭りって言ったら――
なんて言っても

浴衣にわたあめ♪

浴衣、似合うよね。

春風は浴衣を着るのは
大好きです。

だって――
それはもちろん!

私の大切な王子様に――
春風のかわいい浴衣姿を
見てもらいたいから

――きゅん(はぁと)

自分でかわいいと言って許されるのは春風さんだから。

夕凪だといったんつっこまざるを得ない。

その後フォロー。

あのね――
浴衣の時は、髪型にも
とっても気をつかうの。

だって――
ふだんは女の子らしく
下ろしてるのが大好きな
春風なんですけど――

浴衣の時は、やっぱり――
そうもいかないでしょう?

いつも大事に、
隠しているところを――
丸出しにしちゃうって

全部――
見られてしまうんだわ…

って思うと――
ちょっぴり恥ずかしいですけど――

……

でも、あなたに、なら

あなただけに、なら――

もちろん

春風、全部――捧げちゃいます!

あなたに見せたい、
夏のうなじ(はぁと)

「やっぱりそうも〜」の下りがなんで「やっぱり」なのかよく分からない俺はやはり乙女心とは五百光年くらい離れている。

しかし相変わらずエキセントリックな。

背景が絶対ピンク色になってる。

あ、もちろん――
ぜんぶ王子様だけのモノだから、
好きなだけ――

さわってもいいんですよ……

春風、もう覚悟は出来てますから(はぁと)

だから、いつでも、

きて――

もし、声が出ちゃっても
許してくださいね?

毎度毎度余りにも突き抜けすぎていて公野先生は春風さんをどうしたいのかちょっと問い詰めてみたい。