そして海晴姉さん

はぁ〜。

お疲れ様

今日もいよいよ――

1日の終わりね。

ですね。

今年のバレンタインはどうだった?

楽しうございました。

ウチの姉妹たちはみんな愛情タップリで――

ちょっぴりタップリ過ぎちゃう
ところもあるけれど――クス

ですね。

それは、だって――

私達はかけがえのない、
この世でたった1つの
家族、だから――。

ね。

お姉ちゃんは思います。

愛する人がいるのは――
とっても幸せなことで、
それはもしかしたら――

愛されることよりもずっとずっと
幸せなことなのかもしれないって。

ほんとにね。

ありがとう。

私たちにこんな幸せをくれて。

この先――あなたが何をしても、
あなたが何を言っても。
あなたがどんな変化を迎えても――

私達はずっとあなたのそばにいて、
あなたのことがずっと――好きよ。

ありがとう、本当にありがとう。

だから――春風ちゃんの競争にゴールはないわね

でも、もちろん――

そんな姉妹の中でもたぶん私が1番――

キミのことをわかってる

あら、大人の余裕ですな。

だから、こんな特別の夜には――
しみじみそんなことを思っちゃう
この苦労性のお姉ちゃんに――

ちょっとごほうびをくれない?

うん、もちろん、キミの部屋で

ちょっとだけ――ね?

いいでしょ?

あわわ。