トゥルー・ロマンス [DVD]

トゥルー・ロマンス [DVD]

トゥルー・ロマンス』を観た。

終盤の三すくみの銃撃戦(『ドミノ』!)以降の、血まみれの因果から解放されたクラレンスとアラバマの足取りの妙な軽さが、何とも言えずすわりが悪い。

繰り返し現れるエルビスのイメージ、クリフォードの誇り高い死に様、ぼろぼろになったアラバマ……そういったものが敷いていくレールからの脱線。

「これでいいのか?」というこちらの疑問を「これでいいのだ!」とねじふせるだけの力はあったのか、なかったのか。

むむむ。