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『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を観た。
回を重ねるごとによりえぐく、より痛い目にあいつづけるイーサン・ハントは最早存在自体がギャグの域だが、トム・クルーズの得体の知れないスターオーラによってドラマにがっつりと根を張ってる感じ。
しかしあからさまにメタっぽい視点を入れてたのが結構意外というか、トム・クルーズの自己プロデュース力に感心させられた。
「俺がやるんだ!だから核だって爆発させないし!あいつも死なさない!俺が!俺がスターだ!」という気迫と説得力が漲っている。
しかし、なぜ最近はこれもボーン・シリーズも007シリーズもスパイ映画はボス役が影の薄いやつばっかりなのか。
いや、今度の007はそうでもないか。
なにせハビエル・バルデム。
しかもプラチナ・ブロンド仕様。似合わねえ。