2012年アニメアウォーズ
おちゃつさんの企画に今年も参加させていただくことにしました。
概要は上のリンクをご覧ください。
・最優秀作品
『Another』
赤い花の狂い咲きで幕を開いた「現象」は全12話という時間をじっくりと味わいつくすようなテンポで進み、原作とは異なる惨劇が待つ洋館でトップスピードを記録する。
ただその渦中いたはずの少年と少女はお互いのことばかり見ていて、その視線が交わることで生まれる火花が花火のようで「あぁ夏だなぁ」と私は心地よい溜息をつくのでした。
次点は異様な柔軟性を持っていた『戦国コレクション』とチタンダエルが降臨した『氷菓』で。
・特別賞
阿鼻叫喚のヒステリック声優天国だったという印象が強いんだけど、何かがもう少しだけ違っていたら、一生ものの作品になったんじゃないかという予感もあって、特別賞にふさわしい作品じゃないかな、と。
次点は来年に完結する予定の『新世界より』と『PSYCHO-PASS』に期待をこめて。
・男性キャラ部門
キャスパー・ヘクマティアル（『ヨルムンガンド』）
『アムドライバー』に最優秀作品と特別賞をあげられない代わりに。
キャスパー自体もネジの飛び方が好きな男ではあるし、松風雅也は予想通りのはまり方だった。
・女性キャラ部門
見崎鳴（『Another』）
光と影の匙加減が絶妙でございました。
次点はあの困ったブラコンの妹で。
・OP部門
Nothing's Carved In Stone "Spirit Inspiration" （『絶園のテンペスト』）
特に前半のカットの繋ぎがすごい気持ちよくて、何て言う感想が脳裏をよぎったのはこのOPぐらいだったので、決定。
次点は咬噛が何かすごい形相で画面手前に突っ走ってくる『PSYCHO-PASS』で。
・ED部門
やすなとソーニャ "ふたりのきもちのほんとのひみつ" （『キルミーベイベー』）
・雑感
去年ほど確信のあるラインナップでは無い。
でも去年より色んなアニメを楽しんだ気もする。
あと沢城みゆきの年だった。
今年観た過去作だと『少女革命ウテナ』がずば抜けて良かった。
来年も素晴らしい出会いがありますように。
