クラウド アトラス』、良かったよ。

三時間があっという間だった。

世界は舞台、役者は何度もそこに現れて人生という芝居を続ける。

六つの異なるストーリーが目まぐるしく入れ替わる構成になっているけど、そんなにしんどくはない。

かなり頑張ってストレスがかからないように繋いでる。

ウォシャウスキー姉弟らしい冷酷なシステムへの違和感・反感・嫌悪感が軸としてあるから、複雑なようで全然複雑じゃない。

こんなにもストレートに愛と自由と平等を叫ぶ作品も久しぶりな気がするなあ。

それにしてもペ・ドゥナ、きれいだった。

きれいな胸だった。

あ、トム・ティクヴァが担当した1936年編も切なくて、美しくて良かったです。

煙草を吸いながら夕陽を浴びるベン・ウィショー、きれいだった。