ホーリー・モーターズ』を観た。

映画についての映画でした。

ホーリー・フィルムズ。

「何故君はこの仕事を続ける?」「始めた時と変わらない。行為の美しさだ」という会話や随所に差し込まれる映画の黎明期に撮られたような記録映像が示すとおり「人間が動く、それ自体の美しさを発見し、楽しむのが映画じゃないか」という映画。

ただ単純な映画讃歌ではなく、疲れきったオスカーの表情や仕草、そして最後のリムジンたちの会話が何とも言えないほろ苦さを醸し出してるので、全体的に観ていて切なさを感じる。

しかしドニ・ラヴァン、動きが未だにキレッキレで凄い。

裸も相変わらず何か凄い。

何か変ですよね、あの人の裸。