『わたしはロランス』を観た。

「それは反逆かな?」「いいえ、これは革命です」

しかし革命の当事者は殉死する覚悟があるとして、その隣に立つ人間はどうか。

ロランスはフレッドを思いやるようでいて、結局自分の革命の去就にしか興味が無くて、だからああいう結末になるしかないのだけど、インタビューを受けている時の不敵な面構えと「覚悟はできている」という台詞のせいで、まあ黙って見届けるしかないなって。

色とりどりの服を鎧として纏い、華やかで歪つなエレポップをお供に一人、騎士は荒野を行く。