アメイジングスパイダーマン2』を観た。

この何というか「すごい派手なアクションをいっぱい入れる!すごいから売れる!」という姿勢な。

「嘘が何もかも傷つけていく。本当のことだって僕たちを傷つけていく。でも希望は本当のことを追い求めた先にしかない」という真摯なメッセージが描かれていると思うんですが、そうなるとエレクトロにあそこまで尺を割く必要なかったよね、という。

デイン・デハーン演じるハリー・オズボーンはやはり白眉。

繊細かつ人懐こいやさぐれっぷりという複雑極まりないフィーリングを演じさせたら当代随一ではあるまいか。