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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/08/03
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自らの理想のヴィジョン=黄金のエルクを求め、世界のシステムを整理しようとする男・トージ。
だが、走れば走るほど、そのヴィジョンは遠く、見えなくなっていく。
正直、一回読んだだけでは足らない。
自分の読解力が恨めしい。
ゼロがなぜ死なねばならなかったのかが、よく分かっていない。
おそらくトージには見えなくなってしまったものを、ゼロが見えていたからだと思うんだけど、どうなんだろう。