本日の『Baby Princess

今日は海晴姉さん。

だーかーらー!

もう――

私は悪くないんだってば!!

と、ちょっと拗ね気味に始まった。

あれから、みんなが心配そうな顔で
「まだおこってる?」って聞きに来たり、
むやみに明るく振る舞って
私のご機嫌を取ろうとしたり、
大事な大事なナケナシの自分の分のオヤツまで
ちょっぴり分けてくれようとしたりして――

――んもう(はぁと)

みんな、心配してんだなぁ。

これじゃあ私が鬼姉みたいじゃない?

でも――チ、ガーウの!

私が言ってることは
そういう事じゃなくて――

青空的節回し。

いや、青空がマネしてんのか。

麗ちゃんを許すのは簡単よ。
私だって麗ちゃんのことは大好きだし。
あの一途でピュアで凛々しい雰囲気も大好きだし、
年より幼い――でも感じやすい性格も愛してる。

姉さん的麗評。

そう大人びてるようで意外と幼い。

でも――
今あの子に必要なのは
もっと素直になる事。

愛情表現って難しいわよね?

麗ちゃんは――
鉄道好きもいいけれど、もっと
他にも好きなこといっぱい作らなきゃ(はぁと)

そして素直な愛情表現を学ばなきゃ――
伝わるものも伝わらないんだから――

まだ麗、小4だからなぁ。

「素直さ」って、意識した途端、なんか違うじゃない。

難しいよなぁ。