サリンジャーと佐藤亜紀と伊藤計劃。
その三人の作品が割と脳内にひっかかった。
サリンジャーは繊細さ、純真さが良く言われる作家だけど、そこかしこにコント的な笑いを入れてくるのが好き。
ユーモアはやっぱり大切なんだよね。
佐藤亜紀は読んでて、すごい気持ちいい。
それが一体どこから来るのかちょっとよく分からんけど。
そして男のダメさを書くのが上手い。
花村萬月もそうだけど、男のダメさを書くのがうまい人好きなんだ。
伊藤計劃は本自体よりブログがね、非常にツボにはまってね。
何度も何度も最初から読み返してた。
とか言っておいて佐藤亜紀の『醜聞の作法』も、伊藤計劃の『ハーモニー』も未読というね。
怠慢怠慢……。