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おちゃつのちょっとマイルドなblogさんの記事を拝見して、自分も参加させていただくことにしました。
〜2011年アニメアウォーズ〜
・最優秀作品
・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
・ED部門 (同上)
・最優秀作品
鮮やかな色彩、ビザールなデザインのロボット、冴えた台詞回し、見目麗しい少年少女たちの愛と友情と「未来は今」な物語。
『桜蘭高校ホスト部』の五十嵐卓哉と榎戸洋司が届けてくれた作品は、また僕の頭と胸の中に眩い光を差し込んでくれる飛びっきりの傑作でした。
タクトという太陽のような少年を宮野真守が演じてくれて本当に良かった。
ケイトを演じた小清水亜美も抜群だったなぁ。
・特別賞
『UN-GO』
事件の謎という具体ではなく、人の心=真実という抽象を追い求めるロマンティックな作品でした。
pakoと高河ゆんによる美麗なキャラクターデザインと、水島精二と會川昇のコンビによる世界観が微妙に合っているのか合っていないのか分からない、その絶妙な不協和音に引きこまれっぱなしだった。
今年の顔だった豊崎愛生の快演(怪演?)と、松本まりかの声のチャームにも完敗。
そして勝地涼君はこれからもアニメの仕事を!
『輪るピングドラム』
渡瀬眞悧という男に呪われてしまった。
最果ての地で何かを悟り、世界を破壊しようとして、しくじった赤い目の男。
人間を愛し、世界を憎んだ男。
ずっと誰からも、何からもはじかれ続ける男。
・キャラ部門(男性)
ツナシ・タクト(『STAR DRIVER』)
決して消えることの無い光のような少年。
誰からも、何からも愛し愛される少年。
次点としては渡瀬眞悧(『輪るピングドラム』)、逆之上ギャモン(『ファイ・ブレイン 神のパズル』)
・キャラ部門(女性)
ニチ・ケイト(『STAR DRIVER 輝きのタクト』)
物語の裏で暗躍し続けていた少女は、ただ一人の少年を愛するだけの他愛のない少女だった。
それが報われることが無いことを悟りながら。
あくどいことをやる人間が恋愛に対しては一途というのがすごくツボなもので、このキャラを選びました。
次点としてはカナコ・ワタナベ(『STAR DRIVER』)、因果、風守、海勝梨江、虎山泉(『UN-GO』)、巴マミ(『魔法少女まどかマギカ』)
・OP部門
9nine“SHINING☆STAR”(『STAR DRIVER』)
美しい少女とかっこいい少年、かっこいいロボット同士のバトル、煌めく星・空・海、不穏な文様と闇。
どきどきするし、わくわくするよね。
一期のOP映像をところどころ使っているのも憎い演出。
アイドル・グループである9nineの重なり合う声の美しい響きが、この作品にぴったり嵌っているし、四つを刻むバスドラが僕たちの背中を押してくれる感じがして良い。
次点は坂本真綾”Buddy”(『LAST EXILE 銀翼のファム』)、藤原鞠菜”Daydream Syndrome”(『夢喰いメリー』)、DUSTZ”spiral”(『BLOOD-C』)
・ED部門
SCANDAL”Pride”(『STAR DRIVER』)
基本要素はOPと同じ、で、これの何が好きかってタイトルのロゴが入る背景の地平線が死ぬほど美しいというのと、サビの二回し目のところでスガタの目の前に立つケイトのポーズが死ぬほど好きなんです。
で、これも基本的にOPと同じで四つ打ちなのも、なんか統一感があって良いな、って。
次点はCoaltar Of The Deepers”Dear Future”(『輪るピングドラム』)、marble”水彩キャンディー”(『ましろ色シンフォニー』)、Kalafina”Magia”(『まどかマギカ』)、LAMA”Fantasy”(『UN-GO』)
雑感
『STAR DRIVER』が総なめという結果ですが、仕方ない。大好きなんだもの。
作品については挙げてないのだと『BLOOD-C』の展開には参ったと言わざるをえないし、『ゆるゆり』や『たまゆら』は素敵空間だったし、『バカテス』や『C3』で大沼分は十分補充できたし、『ファイ・ブレイン』も先が楽しみだし、とても楽しい一年だったな。
過去の作品だと『岩窟王』、『青の6号』、『カウボーイビバップ』には大いに楽しませてもらった。
勿論忘れてはいけないのは『黄金バット』と『アムドライバー』!
来年も素晴らしい出会いがありますように。