プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』を観た。

鉄球の中で円を描くルークから地平線の向こうへ走り出すジェイソンへ。

素晴らしい作品でした。

確かな手腕によって紡がれる物語のリレー。

ベン・アフレックの『ザ・タウン』が好きな人にもオススメできるな。

閉塞した街、貧困と犯罪の連鎖、運命の女、責任を背負う重さ、親と子。

ライアン・ゴズリング、良かったね。

振れ幅というか緩急がよく出てて、あのいつもの微妙に泣きそうな顔の味わいが増してた。

期せずして『ドライヴ』と何か被る部分も多かったりするけど、断然こっちのが魅力的。

あとレイ・リオッタが怖すぎる。

ジャッキー・コーガン』で下がってたハードルを一気に食い破る怖さ。