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久しぶりに今年気に入った曲を挙げてみる。
1. Tyler, The Creator "IFHY"
恋に狂う男の心情をトリップ感溢れる不気味で甘いサウンドに乗せてまくしたてる一曲。
2. A$AP ROCKY "Long Live A$AP"
何とも言えない幼児っぽい歌声とエコーがかったビートの組み合わせが脳にこびりつく。
3. Kanye West "Black Skinhead"
Marilyn Manson "Beautiful People"由来のどたばたしたビートとKanyeの獣じみた咆哮のインパクト。
4. Burial "Rival Dealer"
不穏さと美しさ、温かさと冷たさの両方をこの人の音からは感じる。
EPには3曲入っているけど、ジャングルっぽいビートが心地よかったのでこの曲にした。
5. 青葉市子 コーネリアス "外は戦場だよ"
朴訥とした歌声、不穏な影が入り混じる歌詞、サビで一気に空気をかき乱すストリングス。
不安と安心を行ったり来たり。
6. 宝野アリカ/SUGIZO/TOKIE/ササブチヒロシ "Serafine"(DEAD END cover)
原曲の良さは勿論あるとしても、それはそれ、これはこれというか。
静かに熱く滾っているような感じが好き。
7. 黒崎真音 "X-encounter"
ビッグ・ビートというか、やっぱりデジタルロックという呼び方がしっくりくるサウンドですよね。
その硬質なサウンドと細かな譜割りで歌いあげるボーカルの妙味。
8. 情報処理部 "せーのっ!"
三人の歌声の連なりがとても眩しい。
9. 自らを演出する乙女の会 "Girlish Lover"
このリズムで、ホーンがばんばん鳴って、四人の乙女が歌うんだから楽しいにきまってる。
この曲のシングルが出なかったのは非常にもったいなかったと思う。
10. やすなとソーニャ "キルミーのベイベー (live)"
よくもまあ、こんな飛び道具めいたネタを用意してくれたもんだと感心するとともに、一緒になってわさわさしたくなるこの感じ。