『FRANK』を観た。

「ミュージシャン志望の青年がふとしたことから才能溢れる覆面の男、フランクと出会い、音楽活動にのめり込んでいく」という話。


「クソみたいな曲しか作れないって辛いよな。分かるよ」
「『自分もフランクみたいになれるかも』、そう思うかもしれない。でもいいか、フランクは世界に一人だ」
「特別な理由はない。元から才能があっただけだ」


「眩しい光に小石が近づいても死にたくなるだけだし、小石に光が躓いてしまうこともあるから離れた方がいい」という趣で身につまされた。

マイケル・ファスベンダーは身振り手振りの妙なキレの良さがユーモラスだったし、歌手としても一級であり感服したよ。