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『楽園追放』を観た。
「災厄により人類の九割が大気圏外のデイーヴァと呼ばれる巨大宇宙ステーションで肉体を捨て、知覚を拡張して暮らしている未来。しかしそんなディーヴァにフロンティアセッターと名乗る存在がハッキングを仕掛けてくる。その技術に脅威を覚えたディーヴァ上層部はエージェント達をフロンティアセッターが潜むと思われる地球に送り込む。その内の一人、アンジェラは地球で暮らすエージェントのディンゴと捜査ることになるが……」という話。
ド直球エンターテイメントな作りですんごく良かった。
「システムと人間の在り方について」というテーマは、まさに「水島精二と虚淵玄が作った作品です」としか言いようのない感じ。
主人公であるアンジェラを演じる釘宮理恵が当然ながら喋りまくりで、これまた最高。
しかしこれも『鋼の錬金術』も『00』も『UN-GO』も荒野の印象あるんだけど、水島精二の中で重要なモチーフなんだろうか。
そして、やっぱり何度思い返しても終盤の大混戦は凄まじかったなあ。
マイケル・ベイが手掛けるところの『トランスフォーマー』シリーズにも決して負けてないロボット大戦闘絵巻。
もう一回ぐらい観たいなあ。