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『インターステラー』を観た。
「環境の荒廃により、ほとんどの作物が栽培不可能になった世界。かつてNASAのパイロットであり、今はトウモロコシ農場を営む男、クーパーは娘のマーフが見つけた自宅の異変に導かれるように宇宙へと旅立つことになる」という話。
『スティール・ボール・ラン』と『ストーン・オーシャン』を2:8で混ぜたような感じでした。
入り組んだ時間の構成、親子の入り組んだ感情、壮大なビジュアル……といった要素があるからノーラン作品としては『インセプション』が一番近いかな。
「何かとにかく大っきいものって興奮するよね」とか「人間臭いAIと軽口叩き合うのって良いよね」とか「ドッキングって興奮しますよね」とかそういう人にはオススメ。
「無重力って素敵やん」とか「マコノヒーの裸が見たい!」とかそういう人にはちょっと残念。
三時間近い尺だけど、結構適切だと感じた。
いい具合に疲れてきたところだからこそ、ああいう展開が来ても割とすんなり呑み込める。
あ、あと今川版『GR』ばりに「なんでちゃんと言ってくれなかったんですか、父さん!」案件でもある。