ザ・レイド2』を観た。

インドネシアを舞台に縄張りをめぐってマフィアたちの血で血を洗う暗闘が繰り広げられ、潜入捜査官であるラマもまた否応なしに巻き込まれていく……」という話。

前作よりもいっそう陰惨なアクション目白押し。

図らずも『インターステラー』に引き続き、親と子の物語でもあった。

親に認められてこなかったウチョと親であることから引き離されていたラマが最後に交わす抱擁の瞬間は美しかった。

と、同時に、ギャングの暗闘、親と子の確執、東南アジアの街並み、ばっちり決まったレイアウト、そして梅田ブルク7という要素が重なって『オンリー・ゴッド』ともダブったりした。

敵であるハンマー・ガールとバットマン、すごくいい味出してた。

相棒感みたいなのを演出するのがうまかったし、それぞれのキャラ立ちも抜群だった。

特に終盤のバットマンに連れられていく時にハンマー・ガールが慌ててハンマーひっつかむのとかすごくユーモラスでカワイイだった。