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『フューリー』を観た。
「第二次大戦末期、ベルリンめがけ進軍するアメリカ軍。その中にウォーダディ率いる戦車、フューリー号があった。副操縦士が死んだフューリー号に新任のノーマンがやってくる。タイプライターしかまともに打てないノーマンをよそにフューリー号には過酷な任務が次々と降りかかる」という話。
対歩兵、対戦車、市街戦、戦車籠城と戦車によるフルコースが味わえる戦車による戦車の映画。
その分、人間同士の感情のやり取りはそこまで拗らせずにスムーズに流していく感じ。
思ったより皆、聞き分けがいいんだよね。
揉めそうで揉めないというか。
だからこそ中盤の食事会だけは異様なテンションが漲ってて、胃が重くなった。
ノーマンが最後の夜にマシンというニックネームを付けられるのは象徴的だったね。
戦争は人間を機械に変える、という。
しかしデヴィッド・エアーは目にナイフ突っ込むの好きやね。