『コップ・カー』を観た。

車を盗んでしまった家出少年二人と、盗まれてしまった悪徳警官の長い一日。

テンパった人間の滑稽さを描く手さばきと、「人間は無意味に死ぬ。誰もいない道端で」という醒めた眼差しの鋭さ。

少ないとはいえ登場人物それぞれを説明的な台詞無しで、きちんとキャラ立ちさせる演出も見事。

この監督のスパイダーマンは期待していいのでは。

しかしケヴィン・ベーコンがチャーミングすぎてちょっと同情しちゃうね。