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入間人間「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸」
を難波のメロンブックスで購入。
電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸し、ヤンデレ大全の製作陣が当初スルーしていたのに、読んだとたん満場一致で記事を書くことを決定した問題作。
8年前に起こったある事件の被害者である主人公「みーくん」と、「まーちゃん」こと御園マユが誘拐事件と連続殺人事件に巻き込まれるお話。
というか誘拐事件の犯人はマユなんですけども。
あ、これネタバレじゃないからね。
表紙めくったら書いてることだから。
前々からネットで評判を聞いて気になってたのだけれど、遂に購入してしまった。
「西尾維新の戯言シリーズに似てる」という意見が多いようだけれど、それはまぁ4割程度は的を得てるかと。
軽やかに交わされる言葉遊びとか、「みーくん」「まーちゃん」というネーミングセンスとか、漫画や小説などを元ネタにしてネタ使いしてるとことか、ミステリーの形式を使ってるけどミステリーがやりたい訳じゃないとことかは確かにそう。
あと主人公が「いい奴に見えて、実は人でなし、だけど結局はいい人っぽい」というところも似てる。
でも個人的には佐藤友哉の方が近い気がすんだけどな。
多少ツッコミどころもあるけど、良い作品だった。
ちなみに作者の名前は「いるまひとま」です。
で、ブックオフで
The Prodigy「The Fat of The Land」
The Go! Team「Thuder,Lightning,Strike」
を購入。
二つ合わせて800円也。
「The Fat of The Land」はほんとに「デジタル・ロック」という言葉がしっくりくるなぁ。
機能性バリバリ。
The Go! Teamは基本ノイジーでローファイなサウンドでポップな曲をやるというスタイルのバンド。
とにかくまぁ脳天がスコーンと突き抜けるような陽性さを持ったアルバム。
Junior Seniorとか好きな人は気に入るんじゃないだろうか。