Anime Award 2008
ベスト5
1位『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
「力があれば」「才能があれば」「愛してくれる人がいれば」
そんな言い訳だらけの人々の目と耳をこじ開けて挑発した名作。
「撃ってもいいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ」 、でも、死ななくてもさ……。
2位『俗・さよなら絶望先生』
内容はもう言うまでもないけど、演出がすごすぎる。
「やったもん勝ちの出落ち」なのかもしれないけど、他にやってる人がいないからすごい。
特撮、Coaltar Of The Deepersのナラサキが手がける音楽も最高。
あとラジオもいいです。
3位『ストライクウィッチーズ』
個性溢れるキャラと、迫力溢れる空中戦、舞い飛ぶ太陽光と煙と石鹸。
1クールならではのテンポ感が良かった。
ただそのせいで肝心のネウロイのことを掘り下げられなかったのが痛かった。
二期待ってます。
4位『キャシャーン SINS』
自らが犯した大罪と、その記憶が無いことを苦しみながら放浪するキャシャーンは、資本主義の仕組みに無自覚に乗り続ける現代日本人の暗喩なのだろうか。
ならばキャシャーン、お前は何処へ行く?
高度経済成長の光と影が反映されたオリジナルと違って、ここにあるのは「終わった」世界なのに。
キャラも演出も声優のチョイスも、どれをとってもびっくりするくらい商売っ気が無い。
が、それがいい。
2クール目が楽しみ。
5位『まかでみ・WAっしょい!』
アニメ好きのためのアニメ。
音楽とかセリフとかに小ネタ満載で楽しかった。
頭空っぽにして楽しんだ。
次点
『狼と香辛料』
経済というモンスターと悪戦苦闘するファンタジー、それとは関係なく単純にホロとロレンスのやり取りにほっこりもできる良作。
『喰霊 -零-』
血みどろな百合でしたね。
『仮面のメイドガイ』
いい意味でバカすぎる。
『鉄のラインバレル』
あなた最低です。
『ef -a tale of melodies.』
もっと掘り下げて欲しかった。
『純情ロマンチカ』
今年最高のラブストーリーでした。
雑感
・今年は1クールのアニメに良作が多かった気がする。
・『ブラスレイター』の最終回にはがっかりした。
・角川は2クールやる必要のないアニメばっかやりおってからに。
・『マクロスF』はやっぱ後半ちょっとなぁ……。
・『ガンダムOO』二期はもっとCBの連中の考えてること分かるのかと思ったら、全然考えてなくて唖然とさせられた。
・『地獄少女』はもう毎週見るたびに気分悪くなるよね。
・『とある魔術の禁書目録』はみんなが言うほどインデックス空気でも無いような……。
・でも、姫神は空気すぎる。
・ゼロ魔は結局どうだったの?
・来年もいいアニメに出会えますように。