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例年あれこれ書いてたけど、今年書けることがほとんど無い。
最後まで見通したものが一つもなかった……。
いや『ストライクウィッチーズ2』があったか。
内容自体はちょっと前作よりかは盛り上がれなかったけど。
やっぱり風呂敷畳まなさすぎだよね。
「前作でメインをはれなかったキャラにもスポットライトを!」という心意気はそれぞれのキャラのファンとしては嬉しいけど、やっぱりあんだけいたら絞るところは絞っとくべきだった。
ましてや1クールの作品なんだし。
でも4話と6話は本当に良かった。
1期を踏まえた上での演出や小道具の使い方、キャラの生き生きとした動きが本当に上手かった。
やっぱ空飛ぶ魔女なんだから、空をびゅんびゅん飛んでなんぼですよね。
と思ったらどっちの話数も佐伯昭志っていうガイナックスの人が脚本とコンテを仕切ってた。
やっぱ作家性というものはあるんだなぁ。
ていうかこの人来年『放課後のプレアデス』監督するんだ!
エイラ役だった大橋歩夕も出るし気になってたんだけど、これはちょっと一気に注目度が上がってきたな〜。
閑話休題。
『おとめ妖怪ざくろ』は面白いけど、こんな男尊女卑……とまではいかんでも、封建的な思想を結構プラスに描写してるようなものを見て、ほっこりしてていいのかしらと。
でも声優さんがみんな上手いし、色調も繊細だから自然に引きこまれちゃうんだよね。
反対に(?)見てる人間にぐわーっと迫ってくるのが『パンティ&ストッキング』だった。
キャラクターのデザインとかが海外アニメのタッチで、情報量がとにかく多い。
でも楽しいけど、全部上っ面って気がして、果たして何かそれに意味があるのかって考え出すと、よく分からん。
あと忘れてはいかんのは『DARKER THAN BLACK』の外伝か。
案の定、何も解決も解説もしないという幕引き。
別にかまわないけどね。
しかしなんであんなに3話だけ絵が崩れてたのだろうか。