2014-01-01から1年間の記事一覧

『ゴジラ』を観た。他の方も言ってましたけど、怪獣でおねショタが観られるとは。でも、あんまりこう、カタルシスは無かったですね。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観た。トム・クルーズによるトム・クルーズ映画。『オブリビオン』に続く死んだけど死んでないトム・クルーズ映画。そっと漂う切なさは『オブリビオン』の方に軍配があがるけど、アクションはこちらだなあ。重要そう…

『渇き。』を観た。くたびれ白スーツが似合う男、役所広司。どんだけぶん殴られても、刺されても元気な役所広司。病んでる始末屋のオダギリジョーや笑顔下種の妻夫木聡も楽しゅうございました。

『私の男』を観た。天災により根こそぎを奪われた少女が愛によって世界に復讐するような。愛って何だ、セックスなのか。色んな表情の光がまぶしい。

今年上半期楽しんだアニメは『悪魔のリドル』『蟲師 続章』かな。 再放送も入れるなら『レイアース』も。 今年上半期良かった映画は 『ダラスバイヤーズ・クラブ』 『パズル』 『青天の霹靂』 『グランド・ブダペスト・ホテル』 『X-MEN フューチャー&パスト…

『X-MEN フューチャー&パスト』を観た。この内容ならJFK暗殺の方を映画化してほしかった。たぶん決定的な変化はそこで起こったんだろうし、この映画はその宴の始末みたいな話だ。

『グランド・ブダペスト・ホテル』を観た。矜恃とは何か。あばた面のくそったれのファシストどもの言うことなんざ死んでも聞いてやるか、ということだ。美術や衣装やセットが凝った映画が好きな人には是非ともオススメ。

『シャドー・ダンサー』を観た。IRAの構成員であるシングルマザー、コレットが、その活動中にMI5に逮捕されスパイとなることを要請されるところから始まる壮絶なドラマ。冒頭のコレットの弟の一件からしてそうだったけど、簡単に責任の所在を判断できないこ…

『ローン・レンジャー』を観た。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズもそうだったけど、「ファック資本主義!自由とはシステムの外にしかない!……でも人はシステムの中で生きていくんやな……」というアティチュードがある。この反骨っぷりがアメリカで…

『あしたのジョー』を観た。二人の男がいる。二人は美しい。二人には因縁がある。となると、そんな二人の間にしゃしゃりでる女は余程の格でなければ台無しである。では、この映画の場合はどうだったかと言われると、まあ、ねえ。

『アメイジング・スパイダーマン2』を観た。この何というか「すごい派手なアクションをいっぱい入れる!すごいから売れる!」という姿勢な。「嘘が何もかも傷つけていく。本当のことだって僕たちを傷つけていく。でも希望は本当のことを追い求めた先にしかな…

『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』を観た。「正義のためにどこまで自由を縛ることができるのか」というおおよそ答えが出そうにないチキンレースかと思いきや、途中で「ま、でも、ナチ残党のやることだから、とりあえずぶっ潰しておこう」とい…

『パズル』を観た。twitterでフォローしてる人がめちゃくちゃ褒めてたのでハードル上げ気味だったんだけどそれを超えてきてくれた。「この世界はクソまみれで、おまけにどいつもそのことに気づかずにヘラヘラ笑ってやがる。だからちゃんとクソを顔に塗りつけ…

『リディック ギャラクシー・バトル』を観た。荒涼とした無人惑星、凶悪な生物、くそったれな賞金稼ぎたち、訳ありの特殊部隊、頼りになる愛犬、そして我らがリディック。期待したものが期待したとおりに盛り上がる、ゴアありエロありのSFスリラーアクション…

『ラッシュ』を観た。男たち二人の熱い戦い。スピード、そしてスピードだ。日本グランプリの幻想的な風景で迎えるクライマックスは圧巻だった。マシンのパーツのアップが目まぐるしく入り乱れるカット割、お馴染みハンス・ジマーによるBGM、ドライバーの眼差…

『ダラス・バイヤーズクラブ』を観た。今年これよりも自分の心に深く突き刺さる映画はそうないだろう。眼前に迫りくる死に抗い続ける内に気がつけばこの社会の欺瞞に痛快な中指を突き立てることになったカウボーイの数奇な人生。マシュー・マコノヒーが主人…

ネット環境が死んでる間に観た映画について。

『オンリー・ゴッド』を観た。やはり『ドライヴ』は気の迷いだったのか。「殺された兄の復讐劇に巻き込まれる弟」という単純な筋書きが何でこんなに脳みそをこねくり回してくるのか。赤青黄の三原色にこだわった色彩設計や、かなり念入りに整えられたレイア…

『アメリカン・ハッスル』を観た。嘘に憑かれ、嘘に疲れた人々の物語。どいつもこいつもいかれていて、正気の度合いが高いほど痛い目にあうけど、それでも正気じゃないと手に入れられないものがある、という匙加減。美術や音楽も含め『アルゴ』と似たような…

『ドラッグ・ウォー 毒戦』を観た。偶然確保した覚醒剤製造業者をスパイに仕立てて大物の確保を狙う警察の死闘。冒頭から直腸に詰め込んだ薬物入りの小袋を気張って糞便ごと出させるシーンがあって何とも食欲を減らす。物語のキーとなる覚醒剤業者がどうにで…

『ロビン・フッド』を観た。昨日観た『デュエリスト』が素晴らしかったので、今週はリドリー・スコット祭りとする。で、これがその一発目。何でしょうラッセル・クロウが主演で時代劇だから、やっぱり『グラディエーター』を頭に浮かべて観てしまうんですが…

『Seventh Code』を観た。まさかタイトルがこうだから007風味だったのだろうか。それによって序盤のホラーとも言える不条理な行動のあれやこれやの筋が通る訳ですが、ただそういうことなら、それまでの食堂でのあれやこれやが何かどっか流れていってしまう気…

『黒執事』を観た。「かっこいい執事とメイドが悪漢どもを大立ち回りでぶっ倒すところと金をかけた美術と衣装をお楽しみください。それ以外の部分は一から百まで全て台詞で説明します。皆、馬鹿だから言わないと分からなくてストレスでしょう?ちゃんと言葉…

『デュエリスト』を観た。リドリー・スコットが新人監督賞を受賞した作品。ナポレオンの絶頂期を中心に十五年にわたって繰り広げられる二人の将校の決闘に次ぐ決闘……というかかなり一方的な逆恨みめいた因縁話。何と言うか騎馬での決闘のところとかかなりあ…